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ダブルタップミステリー考察#第9話
ダブルタップミステリーとは、テレビ朝日で放送されているドラマです。表向きはただのVTRだけど、深読みするとその物語の真実が見えてくるというフジテレビの”放送禁止”や”意味がわかると怖い話”のようなテイストのドラマです。何回も何回も繰り返し細かいところに着目して本当の真実にたどり着くような考察を楽しめる構成になってきます。
※ダブルタップの意味は「同一の目標に向けて間をあけずに2発を射撃すること」
本記事では登場人物や深読みポイント、真実のストーリーとはなんだったのか?を考察、解説していきたいと思います。
本記事のタイトルのドラマを見ていない方はぜひ一度下記youtubeの動画をご覧ください。
今回の登場人物
真由(君島光輝)
沙織(小山莉奈)
田尻(宮下貴浩)
飯塚(辻香音)
深読みポイントまとめ
※タイムスタンプはyoutube動画のもの
・真由は沙織の結婚式サプライズVTRのため、沙織いきつけのバーにアポなしで来店(1:13)
・沙織はバーシンザニーに週2~3回きていた(2:26)
・沙織はジントニックをよく注文することに驚く真由。真由「沙織ジントニック飲めるんだ。前に私ときたときは飲んでなかったのに」という言葉をうけ、ちょっとだけ「やべっ」て顔をするマスター田尻(2:41)
・でも沙織はほとんど飲んでないとのこと(3:00)
・田尻は沙織が羽目を外した姿は見たことない(3:17)
・田尻「たまにはここに、美味しいモノでも食べにきてください」(3:52)
・真由のドッキリ開始。田尻にはアポをとっておらず数分後には沙織がこの店にくることから、田尻から沙織に何かしら連絡をとるのは不可能(4:30)
・裏メニューという言葉にギョッとするマスター(4:54)
・飯塚によると、沙織がお酒を飲むと笑い上戸になるのをみたことがある。とのこと(7:14)
・真由「ジントニックだけで…」という真由の発言に対し、田尻はやべっって顔をしている。沙織は「えっ?」と言っている(7:23)
↑沙織は普段からジントニックを飲んでいない
・沙織の注文はカルーアミルク(7:35)
・真由が「じゃあ…裏メニューで!」というと、その場の空気がとまる(7:43)
・沙織「冷たいやつのこと?」(8:12)
・沙織「アイス?」(8:20)
↑冷たいやつ、アイスは覚せい剤の隠語
・真由がトイレのため離席する(8:49)
・真由がトイレから戻ると、沙織の目の前にはジントニックのようなものが置かれている。(沙織が注文したのはカルーアミルク)(9:47)
・真由、逆ドッキリを仕掛けられる。真由の行動がいレギュラーすぎると沙織が察し、田尻から何かあったら連絡するよう事前に言っていた、とのことだが、真由はアポなしでバーにきており、真由が裏メニューを注文すること田尻が事前に沙織に伝達する手段はない。つまり、真由が離席したタイミングで田尻が全ての内容を沙織に伝えた(9:48)
このストーリーの真相を考察
※あくまでも私個人の考察です
田尻はバーシンザニーでお酒だけではなく、裏メニューとしてクスリも提供していた。沙織と飯塚も田尻の裏メニューを目的に来店する客である。
田尻のもとに沙織の友人の真由がきた。沙織が普段なにを飲むかという質問をされた。裏メニューを目的とする沙織は普段からお酒を飲まない。田尻は咄嗟にジントニックと答えるも、真由によると沙織はジントニックなんて全然飲んでなかったとのこと。
田尻(まずい…失敗した)」
真由はこのあとすぐここでドッキリをするという。沙織の目の前で裏メニューを注文し、その様子を動画で撮るとのこと。
田尻「(裏メニュー!?…まずいな)」
田尻はなんとかクスリのことが真由にバレないように立ち回らなくては、と考えた。先ほど誤って答えてしまったジントニックの話がでたときにはヒヤッとした。
真由が裏メニューを注文した。その場の空気が凍った。沙織も飯塚もまさか真由の口から裏メニューという言葉が出るなんて思ってもいない。沙織の口から「冷たいやつ」というワードが出る。
田尻「(やめろ、それ以上言うな)」
沙織は真由もこの店でクスリを提供していることを知っていると思い込みはじめている。そして沙織の口から「アイス?」というワードが出た。だけど真由はアイスのことをアイスクリームだと思い込んでいる。
田尻「(よし、ここで茶化してしまおう!) 沙織ちゃん、アイスのことじゃない?」
田尻はなんとかこの場を乗り切った。そして真由が離席している間にここまでの経緯について話した。沙織がジントニックが好きだと言ってしまったこと、隠しカメラで撮影されていること。田尻・沙織・飯塚は裏メニューの秘密がバレないようにするため、この後の作戦を考えた。
そうだ。逆ドッキリを仕掛けていたということにして、今までのこと全て演技であり冗談だったってことにしよう!そして逆ドッキリのオチとして、真由に特製とうがらしカクテルを飲ませよう!そうして田尻は危機を乗り切った。
普段から鈍感であまり周囲のことが見えていないタイプの真由は、違和感だらけのこの状況について何一つ気にせず、何も気づいていなかった。真由は本当に逆ドッキリを仕掛けられたと思い込み、友人である沙織と楽しい時間を過ごした。
残った謎
謎ではないのだけれど、”冷たいヤツ”とか”アイス”ってかなり有名な隠語だから、これを結婚式で流したら10人中4人くらいは気づかれそう。逆ドッキリの流れに持って行ったから多少予防線にはなると思う。
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