【Aマッソのがんばれ奥様ッソ!】考察 都会から田舎に移住してきた奥様編

Aマッソのがんばれ奥様ッソ!とは、

2021年、コンビ揃って結婚していたことが報じられたAマッソのBSテレ東での初冠番組「Aマッソのがんばれ奥様ッソ」が12月27日(月)深夜11時30分から4日連続で放送!芸能界のおせっかい奥様が日頃大変な思いをしている奥様たちのお悩み解決に大奮闘!笑いあり、涙ありのハートウォーミングバラエティです!

番組プロデューサーは大森時生さん。

※2024/5/15時点ではTVer、U-NEXTで視聴することができます。

TVer視聴ページ

これより先はAマッソのがんばれ奥様ッソ!のネタバレが含まれます。

Aマッソのがんばれ奥様ッソ!都会から田舎に移住してきた奥様編

番組内容としてスタジオにいるAマッソの2人がVTRを見てコメントする形式のバラエティ番組です。VTRは芸能界のおせっかい奥様が一般家庭にお邪魔して家事のお手伝いやお悩み解決をするような内容になっています。

訪問先の過程ではおかしなことが起きます。そのことにAマッソの2人は絶対に触れません(気づいてない?)。そしてその後の顛末についてはニュース番組で語られることになります。

はい。もちろんこれはフェイクバラエティ番組です。

VTRの中で起きた出来事はすべてお芝居です。おかしなことはカメラがフォーカスしたり編集上かなり強調されているため、何が起きたかわからないまま視聴者が置いてけぼりにされることはありません。

ただし、VTR内の出来事がすべて説明されるわけではなくある程度は考察が必要となるので、今回私が気づいたポイントをここでまとめたいと思います。

※1男5女の大家族!編は4話~6話




紺野ぶるまの謎かけが一切通用しない村

今回派遣されたのはちんこ謎かけでおなじみの紺野ぶるまさん。

悩める奥様は一ノ瀬麻衣さん。一ノ瀬さん家族は式中村という人口はわずか数十人の小さな村に住んでいて、都会から越してきたとのこと。

▼家族構成
一ノ瀬麻衣 母 39歳
一ノ瀬理久 父 39歳
一ノ瀬莉々子 娘 15歳

一ノ瀬さん一家が都会から式中村に越してきた理由は理久の仕事がツラく精神的にまいってしまい、家族に相談し都会はら離れた式中村に住みことにした模様。

VTRで紺野ぶるまが村長にちんこ謎かけを披露する場があるが、ゲロスベリする。その場の誰も笑っていない地獄のような空気になる。ただネタは面白い(主観)

一ノ瀬家にはなぜか村長の写真が飾ってある。

この村には奉納の儀と言うものがあり、五穀豊穣と子孫繁栄を祈る儀式とのこと。その儀式で村の女性から1人、巫女として選ばれる。

その巫女の候補に莉々子が選ばれ、最終的に今年の巫女に選ばれてしまう。

盲信

村の悪口…というか「近くに駅がないと不便じゃないですか?」程度の問いかけに対して一ノ瀬さん夫婦はかなり語気強めに「不便じゃないです」と返す。そして都度都度「村長さんのおかげで…」「村長さんが優しいから」というように村長の話をからめてこの村に悪いところなんて何一つないと反論する。

“素敵な村”という話をしてても全て”村長が素敵”という話にすり替わる。気持ち悪い。

たしかに村だけで自給自足生活が行えていて、外界に出る必要がなければ電車もいらないだろうけど、時代にあってないですよね。娘の莉々子も話を合わせるため必死に相槌を打っているが、不満を抱えている模様。そりゃあ生まれも育ちも都会なのに、いきなり閉鎖的な田舎生活を送るってなると…ねぇ。

ただ、莉々子が抱く不満はそこだけじゃないが…

徹底的に村の外の世界を遮断

一ノ瀬一家はこの村引っ越してくる際に携帯電話などを全て解約した。テレビもないらしい。一ノ瀬麻衣いわく、携帯電話の電波が体にもよくないし、悪影響を及ぼすものが詰まっているからとのこと。

そして「全然不便じゃないですよ」アピール。

外界から遮断するというのは村長の指示でしょう。いつどこで洗脳されたかについては明確にはわかっていませんが、たまたま田舎に越したらヤバい村だった!ではなく、理久が仕事で精神を病んでしまった際にこの村の宗教関係者?に接触し、徐々に刷り込まれてしまったのだと思われる。結果引っ越しのタイミングで外界と通ずるものを全て破棄したのだろう。

この村の他の人々も都会でツライ出来事にあったという理久と同じような境遇の人が多いことから、精神的に衰弱した人を狙ってこの村に集めているものと思われる。

一ノ瀬家にある誰も入ってはいけない部屋

紺野ぶるまが莉々子の部屋のふすまを開けようとしたら麻衣に止められた。この先は絶対に見せてくれないようだ。襖の中がどうなっているか本編で確認することができないが、襖からはうっすら明かりがついているのがわかる。

話は変わるが、この家の電気代は月に6万4099円もかかっている。テレビや電子機器などの充電も行わないこの環境ならどの家庭より安くなっていてもおかしくない状況で6万円台はさすがに高すぎる。その理由としては麻衣の趣味が室内栽培で、育成用ライトで電気代が高くなっているから。

いやいや、この村の人はみんな畑持ってるんだから畑で育てればいいんじゃないのー?て思ったのですが…

結論、この襖の奥では大麻のような違法性があり強い幻覚作用をもつ植物を栽培していると思われる。(番組の予告編では紫がかったピンク色の光源のなか植物を栽培している画が一瞬だけ映る)

巫女オーディション

莉々子が巫女の候補に選ばれ、最終選考の場である村長の家に向かう際に他の候補者の女性とすれ違った。ニコニコとした表情で和やかではあったが妙に不気味。

オーディションの場では村長に舞を見せる。

この舞がなんなのかというと、おそらく性行為が行われています。

莉々子が不安がる様子、莉々子のカラダを舐めまわすようにみる村長の視線。オーディションが終わったあとの莉々子の髪の毛の乱れ、これらは性行為を示唆しているものと思われる。

そして巫女オーディションで何が行われているかを村人および莉々子の両親も知っている。莉々子が巫女に選ばれたことを知って大喜びする両親がとても気持ち悪い。

莉々子はもう限界

莉々子はこの村から早く出たいと思っている。紺野ぶるまに対して東京の学校に行きたいことを伝えていたが、それは東京に限らずこの環境から出たいと思われる。両親やまわりの人は村長および宗教に盲信しており、村長から性的暴行も受けている。

両親が莉々子のことを人見知りと言っているがそうではない。莉々子がまともに会話できる状態の人間がこの村には誰一人いないからだ。(紺野ぶるまもこの村でちゃんとした会話ができるのが莉々子と洗脳を行っている側の村長だけ)

カメラがたびたび莉々子の腕にフォーカスするが、リストカットの痕がある。彼女は3年もこのようなツライ環境で生活し限界をむかえていた。紺野ぶるまに触発されてか、莉々子は儀式当日に村からの脱走を試みるが捕まってしまう。

奉納の儀のおまんじゅう

奉納の儀の準備で伝統のおまんじゅうを作っているが、隠し味にオイルを使っている。まんじゅうにオイルってなんだ?と思ったが、ここで自家栽培している植物(大麻)の話が関わってくる。

このオイルは大麻から精製されたものであり、これを村人に食べさせることで気分を高揚させたり悪い意味でリラックスさせたり、余計なことを考えさせない取り組みを行っている。

結末

莉々子は遺体でみつかり、村長ら儀式に関わった村人は逮捕された。舞(性行為)が行われている際に「キャー!」という叫び声が聞こえるが、このときに莉々子が村長を拒み首を絞められてころされてしまった模様。本編では舞を行った後の莉々子は映らないが、予告編では横になっている莉々子の首の索条痕がアップで映っている。

村長と村人は特定団体ワイマグ会というのに属しているらしい。

ワイマグ→まぐわい(※性行為の意味)

を意味するものと思われ、この団体はSEX教団みたいなものなのかな?村長と莉々子だけじゃなく、村人全員(=まぐあい会)で性行為をしあっていたものと思われる。

その他気になった点

・紺野ぶるまはこの村の異変に気付いていたんじゃないかな。前回の金田朋子と違い、明らかに引いている場面や何かを感じ取っている表情をしていた。

・都会で傷ついてこの村にくる人が多いことから、まぐあい会はもっと大規模に存在しているものと思われる。理久のように職場でパワハラを受けて精神を病んだ人や離婚を経験してツラい思いをした人がいることを考えると、カウンセリングを行う機関を発端にこっちの村に誘導しているのかもしれない。

・VTR外の話になるが、Aマッソ加納さんのタラタラしてんじゃね~よの話が怖い笑