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ダブルタップミステリー考察#第5話
ダブルタップミステリーとは、テレビ朝日で放送されているドラマです。表向きはただのVTRだけど、深読みするとその物語の真実が見えてくるというフジテレビの”放送禁止”や”意味がわかると怖い話”のようなテイストのドラマです。何回も何回も繰り返し細かいところに着目して本当の真実にたどり着くような考察を楽しめる構成になってきます。
※ダブルタップの意味は「同一の目標に向けて間をあけずに2発を射撃すること」
本記事では登場人物や深読みポイント、真実のストーリーとはなんだったのか?を考察、解説していきたいと思います。
本記事のタイトルのドラマを見ていない方はぜひ一度下記youtubeの動画をご覧ください。
今回の登場人物
雅樹(横山涼)
千秋(福室莉音)
聡子(南久松真奈)
深読みポイントまとめ
※タイムスタンプはyoutube動画のもの
・今回の映像はかなり編集し、作り込まれている。場面転換以外でのカメラの切替、カットが多い。
・冒頭のテキスト[家族をさがしています。これは、私の家族が失踪する直前に記録された最後の映像です。少しでも何かお心当たりがあれば、情報をお寄せください。よろしくお願いします。](0:00)
・千秋の家族は昔この場所でバーベキューをしていた。そのとき千秋の母親はこの森で背の大きな男に目に赤い光の点滅を当てられたとのこと。その後母親はこの森で失踪してしまった。(1:04)
・母親は赤い点滅で催眠をかけられた?(2:42)
・千秋は母親が失踪する前に何かの叫び声のような、鳴き声のようなものを聞いた。赤いパチパチに気をつけてと警告(4:06)
・一瞬だけ遠くの木の付近に人影(5:19)
・母親は赤い棒を手にしていた。それを雅樹に向け、「雅樹、じーっと見て」と赤い棒が点滅しだした(6:53)
・千秋に言われた赤いパチパチのことを思い出し、雅樹はその場から逃げる。(7:28)
・母親に赤い棒を向けられた雅樹は赤い棒を奪い取る。母はその場で倒れ、起き上がると一点を見つめる。母が見つめる先に人影(7:57)
・叫び声のような奇怪音が鳴り響く。母はその場で痙攣。不自然に何度も瞬きをしだした(8:03)
・車に戻った雅樹。カメラを千秋に手渡す。「森で母さんが倒れている。千秋も一緒にきてくれ!いいから!お前も一緒にいくんだよ!」と怒鳴り散らし、様子のおかしい雅樹(8:28)
・千秋は車から外に逃げる(9:00)
・桜は車全体がちょうどよく映る画角になるようカメラを地面に設置。救急車を呼ぶ千秋。(9:08)
・車の調子がおかしいから、と千秋に前から見るよう伝える雅樹(9:15)
・雅樹がウィンカーを作動させる。ウィンカーの点滅する光をみてたじろぐ千秋。その時千秋のスマホに母親から電話がかかってくる。スマホからは奇怪音が流れる(9:42)
⇒スピーカーモードではないのに、カメラのマイクがなぜか音を拾っている
・車から出てじっと千秋を見つめる雅樹。千秋はその場から走って逃走(9:58)
このストーリーの真相を考察
※あくまでも私個人の考察です
シーン0:冒頭テキスト
家族をさがしています。
これは、私の家族が失踪する直前に記録された最後の映像です。少しでも何かお心当たりがあれば、情報をお寄せください。よろしくお願いします。
シーン1:母親が失踪
車の外側をカメラで映し、母親が失踪したとされる森までの映像を撮影。そのあとにカメラを車内側にむけ、これまでの経緯を説明する。
シーン2:母親の捜索
雅樹が森の中に入り母親を捜索。道中見えるか見えないかギリギリの位置に背の高い男を登場させる。母親と再会する。しかし母親の様子はおかしい。母親は赤い棒を点滅させ、雅樹を洗脳させようとする。
シーン3:雅樹の洗脳
雅樹は母親から逃げるが追い付かれる。赤い棒を点滅させて雅樹の目の前に見せつける。雅樹は赤い棒を奪う。(この時に奇怪音を編集で入れる)母親は痙攣しているかのように以上に目をパチパチさせる。
シーン4:千秋も洗脳させる
雅樹は走って車に戻り、自分の様子を映させるためにカメラを千秋に渡す。雅樹は様子がおかしく千秋に怒鳴り散らす。千秋は異変を感じて車から出る。カメラをちょうどいい位置に配置してから画角におさまる場所で救急車を呼ぶ。雅樹は千秋に車の点滅をみせつける。千秋の電話に着信。その電話に出る。(あとから奇怪音を編集で入れ込む)
千秋はその場から逃走する。
といった一連のシナリオを構成して雅樹達は「家族失踪事件の捜索記録」の撮影を進めた。
残った謎
・何を目的に、彼らはこのVTRを作成したのか?
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