(2018/9/5 ブログ更新)
※この記事にはザンキゼロのネタバレが含まれます。
一葉先生が腕に忍ばせていたクリオネが発動!
こんにちは!ぽんたこすです。
一葉先生の本当の目的は、予備のペケ字キーを破壊することだった。
自分がサチカを失ったように、同じ気持ちをガレージキッドの皆に味合わせるため。
大切な人が二度と自分のもとに戻ってこない苦しみを・・・。
今ガレージキッドの目の前でペケ字キーを破壊することで、
彼らにとって大事な仲間であるハルトくんは永遠に復活することができない。
ここまで案内したのはコレが目的だったのね・・・。
ゼンくんがこっそり一葉先生の背後に回り込むが、気付かれてしまう。
一葉先生は後先考えていないですね。
彼らに同じ苦しみさえ与えられたらもうそれでいい。
クリオネを持っていようが、ペケ字キーを破壊したとたん、
ここにいる全員と戦うことになるでしょうから。
いくら筋肉もりもりの黒幕さんとはいえ、多勢に無勢です。
クリオネのチカラでペケ字キーを破壊しようとする一葉先生。
これはまずい( ;´Д`)
リンコ:お願い、止めてぇええええええッ!!
皆が叫び声が交差する中、ひとりの少女の声が一葉先生の耳に伝わった。
サチカ:止めて、お兄ちゃん。
サチカが一葉先生を止める。
マモル:・・・は?サチカの真似のつもりか?それでボクを止められると・・・
サチカ:私は、私だよ。
サチカっつっても、いつもの・・・そのぉ・・・・言い方悪いけど、いつものアホっぽいサチカじゃなくて、オリジナルのサチカのような喋り方をしています。そして目がオレンジではなく紫色になっています。
これはもしや・・・
記憶が戻った!?
マモル:ありえないッ!
サチカ:”あり得ない”なんてことは”あり得ない”。科学はずっと、そう解いてきたんだよ。
あー、こりゃあマジで記憶が戻ってそうですね。
仮にサチカが記憶戻ったフリをしてたとしても、こんなセリフ出てこないでしょうから。
サチカ:ずっと待たせてごめんね、お兄ちゃん。
マモル:本当に・・・・サチカなのか?なぜだ・・・どうして今さら・・・
サチカいわく、オリジナルのサチカの記憶は最初からあったとのこと。
もしかしたら、クロスケを倒したことで心の中の殻が破れてオリジナルサチカちゃんが出てきたのかもしれないんですって。トラウマ克服的な。
たしかに、元々サチカの中にいたってのは心当たりがあります。
プロローグでハルトに自分のペケ字キーをみせつけるくだりがあったんですけど、そのときのサチカって様子が変だったんです。今だからわかりますが、あのときのサチカはオリジナルのサチカだったんじゃ・・・。
サチカ:お願いだよお兄ちゃん。ペケ字キーを壊すのをやめて。私はみんなのことを、憎んでなんかいない・・・!
マモル:憎んでるはずだッ!復讐したいはずだろッ!?日暮クンも他のみんなも、黒崎に君をころさせたんだぞッ!
その言葉に困惑したサチカは皆を見回す。
皆が当時のことをサチカに謝る。
サチカ:謝らなくていいよ・・・あのときは仕方がなかった。それに大好きだったみんなに、もうやってまた会えたから。
マモル:やめろ・・・。やめろやめろやめろ!その顔とその声で、そんな事を言わないでくれ・・・!!この誰もいない世界で、どれだけの時間を、一人で生きてきたと思ってる?
マモル:サチカのために・・・キミのために、復讐だけを考えて、生きてきたんだ!
サチカ:嬉しいよ。私たちが歩んだ廃墟を思い出せば、お兄ちゃんがどれだけ憎んだのか・・・どれだけ私を愛してくれたのか、分かるから。
サチカ:でも、私の願いは復讐じゃない。みんなと一緒に、生きていくことだよ。
サチカ:昔約束してくれたよね?独りにはしない。寂しい思いをさせないって・・・。奪わないでお兄ちゃん。私の大切な人たちを。大好きな仲間を。
マモル:ぐ・・・・うわぁああああああああああ!
一葉先生は手に持っていたペケ字キーを床に落とす。
力なく地面に膝をつく一葉先生を、サチカは優しく抱きしめた。
で、本当にハルトを再生できるのか?
解決・・・ってわけじゃないけど、オリジナルサチカちゃんの言葉もあって一葉先生を説得することができたわけですが・・・
本当にハルト君を再生させることなんてできるのでしょうか?
ゼン:うっかり黒崎を再生しちゃう、なんてミスだけは勘弁してね。
でもそうなる可能性もあるわけですからね。エクステンドマシーンから強制的にペケ字キーを引き抜いたときに黒崎のシステムデータは自動削除されたわけですが、完全に消え切ったという確証もない。
一葉先生はペケ字キーにハルト君のデータを上書きする。
これで完全に黒崎のデータはなくなった。
そしてエクステンドマシーンから再生を行う。
サチカ:おはよう。キミの名前は?
ハルト:それ聞くの3回目だぞ、サチカ。
ハルト君だああああああああああ( ;∀;)
私たちのハルト君が帰ってきました!
皆も歓喜の声をあげ、フルチン●のハルt・・・・・あ、●つけるところ間違えた。
フル●ンのハルトくんのもとに駆け寄るガレージキッドたち。
学校でクロスケにやられたときまでの記憶しかないハルト君に、一葉先生が黒幕だったこと。エクステンドマシーンを完成させても老化が止まらないこと。人類を再生することが嘘だったことを伝えた。
一葉先生はこれだけのことをして、皆が自分のことを許してはくれないことを察していた。
しかしサチカが「お兄ちゃんを許してあげて」と皆に懇願する。一葉先生はサチカを失い。長い年月孤独に苦しんでいたが、本当は優しい人間であると。
ハルト:クローンができた経緯はどうあれ、この滅んだ世界で生き残れたのは一葉先生のおかげだって…僕はそう思っている。
リンコ:私もそう思います。
ゼン:触手生物になるよりかは100倍マシかもね。
ハルトくんは、これからの生き方について提案した。
ハルト:これからはただ、生きてみないか?この8人で。
今までエクステンドマシーンのパーツを集めるという目標のもと行動していましたが、これからはこの生活をずっと続けていくと。
マモル:あぁ、ありがとう。みんな。
一葉先生は昔、このガレージで子供たちと笑いあったことを思い出した。
みんながいて、サチカがいて、一葉先生がいた。
それはとても優しい時間だった。
エピローグ
ハルトが復活し、これから一緒にまた生きていきしょう!
って感じで今夜は宴です。
サチカはアh・・・クローンのサチカに戻っていました。
目の色もオレンジね。
またどこかで登場するんですかね?
なんやかんやあってハルト君がリンコちゃんに軽蔑されたところで、楽しい宴は終わりました。
翌朝・・・
一葉先生がガレージで起床。
しかし周りに誰もおらず、「もしかして・・・おいていかれた!?」と不安になる。
仲直りしたとはいえ、裏切り者ですからね。
だけど置いていかれているわけはないです。皆います。
(ここの一葉先生めっちゃ可愛いな)
ハルト:一葉先生・・・。
ハルト君:あれは、どういうことなんだ?
一葉先生はハルトくんに呼ばれ、海岸へ。
一葉先生:あれは・・・まさか・・・。
そこには一葉先生がずっと探していたのにも関わらず、一度も見つけることの出来なかった真白ナノテクノロジー研究所があった。
いったいなぜここに・・・。
つづく。
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コメント
待ってました!
更新お疲れ様です!
ぽんたこすさんのザンキゼロ、話の内容もわかりやすくて面白くてとても好きです!
次も楽しみにしてます!
ありがとうございます!
もうすぐ終わると思うので、最後までがんばります(^ω^)