(2018/11/26 ブログ更新)
※この記事にはザンキゼロのネタバレが含まれます。
テラシマ:く・・・ふふ・・・!一緒に逝こうぜ・・・愛しき娘よ。
最期の力をふりしぼって、娘(サチカ)の身体を貫いた寺島ダイチ。今さらこの人の行動に驚くことは無いけど、疑似クリオネを刺した部位的にとてつもなく嫌な予感しかしないんですよね・・・。
寺島:でもせめて・・・可能性は断つことができた・・・古き人類はこれで・・・終わりだ。
寺島ダイチは自ら作ったルシオラに食いつくされ、消滅した。
いや、寺島博士のことはどうでもいいんだよ。
それよりも・・・
苦しそうなサチカ。今までの経験上、この傷では助からないことを理解しているゼン君はサチカを楽に死なせようとする。(もちろん後でエクステンドするつもり)
それが最善の選択ですよね。このまま残しても苦痛が続くだけですし。
しかし事態はそう簡単に解決するものではなく、考えうる最悪な問題が起きていた。
マモル:ダメだ・・・捜してくれ。サチカのお腹を・・・!ペケ字キーを捜してくれッ!!
疑似クリオネの攻撃はサチカの腹部を貫いていた。つまり・・・
サチカのペケ字キーを狙った攻撃だったということ。
サチカ:ペケ字キー・・・なくなっちゃった。サチカ、もう・・・エクステンド、できないや・・・
ユマちゃんがペケ字キーを拾い上げるも、ペケ字キーは完全に破壊されていた。
いや、でもハルト君のときみたく、別のペケ字キーさえ見つければ同じようにデータ上書きして使えばいいじゃん。
・・・って思いましたが、それもできないらしい。
クロスケのペケ字キーをハルト君のデータで上書きする際に、サチカのみ一時データが無いことに気付きました。その時は大した問題ではなかったのですが・・・今の状況においてはかなり絶望的。
自分に迫る死を前に、皆に感謝の言葉を伝えるサチカ。
ここ見てられないですよね。
サチカ:マモル・・・ごめん、ね。サチカ・・・マモルの妹じゃ、なくって・・・。妹に、なれなくてごめんね。・・・なのに、いっぱい優しくしてくれて・・・うれし・・・かった。
マモル:謝るのはボクだ!キミをたくさん傷つけた・・・キミはキミだと分かっていたのに・・・ッ!
マモル:頼む、まだボクは何も償ってないんだ・・・だから消えないでくれ、サチカ!!
サチカは息を引き取り、ルシオラがその体を溶かす。
はじめまして。そして・・・
サチカの死に戸惑うクローン達。以前ハルトくんのペケ字キーが壊された時に味わったであろうこの感覚。あのときは救済処置があったが、今回はそれもできない・・・。
ハルト:最後に寺島博士は、可能性を断ったって言っていた。それって以前サチカが話していたことじゃないか?
サチカが話していたことというのは、エクステンドマシンを改良して、子供だらけにしようという話。その話をしていたときに博士はサチカの義手にいたので、それを聞いてる。
つまり、サチカの頭脳ならその方法をいつか見つけるのではないか・・・と寺島博士が考えていたんじゃないか。だから最期にサチカの命を奪ったのではないか・・・という考察をするハルトくん。
一部その話は理に適っていて、サチカだけ一時データを残さなかったのもそれが理由なのかもしれない。
サチカが亡くなったというのに、謎解きを始めるハルトくんを怒るリョウくん。
ある種の逃避で、とても悲しいことが起きたときに頭をフル活用することで、考え続けることで今置かれている状況から離れたくなる、ってのよくわかります。私もそのタイプですわ。
ハルト:・・・ごめん。
途端に涙が溢れだすハルトくん。もちろん悲しいのはハルトくんも同じですからね。
壊れたペケ字キーを母親と一緒に眠らせるという意味で、エクステンドマシンの上にペケ字キーと義手、義足を埋葬するユマちゃん。
よしもう帰ろう・・・・としたときに
エクステンドマシンが動き出す。
まさか、また寺島博士が出てくるのか?
しつこい・・・しつこいけど・・・
ゼンくんに、激しく同意ですわ。
生き返る度に苦しめてやりたい。そんな気分です。
しかし、エクステンドマシンが眩い光に包まれその中から出てきたのは・・・
あ、赤ちゃん(´゚д゚`)
いや、もうなぜ?とかはないです。そしてこの髪色から察するに、これはサチカなのでしょう。
リョウ:なんだ、このちっこいサルは!新手のクリーチャーじゃねーんだよな!?
ユマ:ドアホウ。もう一回言う。ドアホウ。
今までのサチカは寿命がありませんでした。体が損傷しなければ永遠に同じ年齢のまま生き続けることができたわけですね。だけどこのサチカは赤ちゃんです。これでハルトくん達と同じように老化を・・・
・・・いや、違う。
この赤ちゃん、おへそがある!
つまり、人間の赤ちゃん!?
このへんの仕組みはよくわからない。ある程度の推察はできるけど、技術的にはよくわからない。それでも今ここにいるのはおそらくサチカでしょう。
マモル:これ・・・は・・・・・奇跡、だよ・・・!
嬉しいよなぁお兄ちゃん(^ω^)
もういいんだよ。理屈なんて。だって今ここにサチカがいるんですもの。皆いきなりの赤ちゃん登場に驚いているものの、意思は固まっていたようです。
みんなでこの子を育てる。この先どのような未来が待ち受けていようとも。
ハルト:初めまして。そして・・・また会えたね。サチカ。
明るい未来・・・・?
これいいな。ハルトのパパ感ハンパない笑
これからもハルトくんたちは死と再生を繰り返しながら、この星で生きていくわけですね。今までと違うのは、人の赤ちゃん(サチカ)がいるということ。
彼らならたくさんの愛情を注いで、サチカを立派に育て上げることができるでしょうね。みんながいれば、サチカも寂しくありません。
――――――
それから、5年後。
ハルトくんがエクステンドしたのを最後に・・・
エクステンドマシンは、永遠に動かなくなった。
・・・これはポジティブな意味で?
それとも、文字通りネガティブな意味で?
このテキストが流れて、しばらく○ボタン押せませんでした。
長くなっちゃったので続きは次回!
つづく。
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