【世界で一番怖い答え:レビュー】意味がわかると怖い話的なクイズ本

世界で一番怖い答え

たまにフジテレビの深夜にオンエアされている”世界で一番怖い答え”という番組があります。VTRや文章から真実=怖い答えを導き出すクイズ番組です。放送禁止シリーズでお馴染みの長江俊和さんが監修しています。放送禁止のオチの部分がクイズになったようなイメージです。または意味がわかると怖い話的な。

その番組が今回書籍化したということで購入してみました!

TVerにあるので、参考までにどうぞ。

世界で一番怖い答え




・内容について

全部で3つのチャプターに区分されていて、チャプター1は創作された問題、チャプター2は実際にあったノンフィクションな問題、チャプター3は画像から答えを導き出す問題。内容の括りとしては番組と動揺ですね。

ただ問題は番組で出ていたものだけじゃなくて書籍オリジナル問題が多く収録されているんですよ。問題の難易度についてはおそらくページ順になっていて、最初の方はめちゃくちゃ簡単ですが後半になると想像もできなかったゾクッとする回答があって背筋凍りました。

・難問はチャプター2

チャプター2はノンフィクション問題です。現実で起きたことは創作よりも残酷で怖いです。それに加えてクイズとしてめちゃくちゃ難しいです。創作の問題であれば人を楽しませるためのエンタメ要素を盛り込んでいるので、エンタメ要素が含まれていることを視野にいれてメタ的な推理をすることができますが、現実で起きたことはそれがないため予想をすることが困難です。

現実は小説より奇なり、的なやつですね。

・答えが面白かった問題3選

これらの問題は答えが予想できませんでした。それだけではなく答えが想定外すぎて面白かった(怖かった)3選です。ちょっと答えが強引だな~的な悪い意味で予想できない問題も中にはあるのですが、これらについては回答自体も納得です。ぜひ書籍を購入して読んでみてください。

・question12 投げ銭
・question19 年賀状
・question26 親友

年賀状については過去の番組で出題された内容でしたが、改めて文章で見てみて改めて恐怖を感じました。