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イミコワ考察ミステリー 不気味な答え考察#第9話
『イミコワ考察ミステリー 不気味な答え』とは、テレビ朝日で放送されているドラマです。表向きはただのVTRだけど、深読みするとその物語の真実が見えてくるというフジテレビの”放送禁止”や”意味がわかると怖い話”のようなテイストのドラマです。何回も何回も繰り返し細かいところに着目して本当の真実にたどり着くような考察を楽しめる構成になってきます。
本記事では不気味な答えの登場人物や深読みポイント、真実のストーリーとはなんだったのか?を考察します。
本記事のタイトルのドラマを見ていない方はぜひ一度下記youtubeの動画をご覧ください。
※完全版はTVerで視聴できます
今回の登場人物
●壮絶修羅場音声データ
夫(塚本 誠浩)
妻(朝陽 聖梨香)
●昭和の凶悪事件テープ
女性1(東城 未来)
女性2(中西 裕美子)
子ども(芦澤 亜希子)
警察1(村杉 明彦)
警察2(鈴木 卓朗)
深読みポイントまとめ
※タイムスタンプはyoutube動画のもの
●壮絶修羅場音声データ
・この音声データは初公判の際、証拠として再生された(0:00)
・顔面骨折の痛々しい姿でMha証言台に立ち、夫から苛烈なDVを受けていたと主張。そしてこの日ついに夫は包丁を持ち出した
・夫が激昂しているところからスタート
→証拠の音声としてこの部分から提供しているが、これ以前の会話などは不明
・妻「もうお酒飲まないって約束したじゃん」(1:06)
→この言い争いの前に妻が夫に酒を飲ませた
・妻「そうやってなるからお医者さんに止められてるんじゃない」(1:27)
→夫は医者に止められていない
・妻は2週間ぶりに帰ってきた(1:32)
→DVの準備のために体に傷を作った?(日常的に暴力を受けてる証拠作りのため)
・夫「俺は先月からお前らの動き全部見てんだよ」(1:40)
→夫は妻が不倫していることを知っていて、探偵等に依頼していた
・妻「もしかして、またクスリもやってる?」(1:56)
→夫はクスリなんてやってない
・夫「コイツがいるから?俺をヤク中ってことにしてーのか?」(2:12)
→ここに妻の不倫相手もいる。音声上は写真に写った男のことを夫が言っているようにごまかしている
・妻「不倫してるのはアナタだよ」(2:33)
→もちろんしてない(と思う)
・夫「おい、やんのかお前こら!」(3:12)
→妻の不倫相手に言っている
・殴打音(3:17)
→妻の不倫相手が妻を殴っている。妻は夫に殴られている演技をする。
・夫「おまえら」(4:51)
→2対1の状態で刺されてしまった模様。(妻の不倫相手が夫を羽交い絞めにして、妻が包丁で刺す的な)
・検死の結果、夫の遺体からアルコールは検出されたが薬物反応はなかった(5:00)
・インフルエンサーMは正当防衛を主張した
~ここから先はTVerで~
●昭和の凶悪事件テープ
・女性から110番通報
・女性「あの女がくる!助けてください」
・娘「お母さん」
→女性は母親ではない何者か。娘は目の前の女性にお母さんと呼んでいるわけではない
・女性は居場所を言う前に切った
・女性はバスターミナルからかけてきたが、またすぐに切った
→自分の場所を具体的に教えないのはわざと?
・女性が刃物をもった女性に追い詰められている状況が電話越しに聞こえる
→刃物を持った女性が本当の母親で、子供と逃げているのが誘拐犯(知人?)
・警察が現場に到着
・刃物を持った女性は自分を止める警察官のもとに走る
・警察官は発砲
・このテープは隠蔽された
このストーリーの真相を考察
※あくまでも私個人の考察です
●壮絶修羅場音声データ
妻は不倫をしていた。それが夫にバレた。このままでは離婚して全てを失う。自分がインフルエンサーであることから世間からも叩かれ社会的に抹殺されてしまう。そこでとある計画を立てた。それは夫をころして自分の不倫を隠蔽すること。
夫のキャラクター像をつくり、これを証拠として音声に残す。
夫は日ごろから酒ぐせが悪く酒をやめろと言ってもやめてくれない。医者からも止められているのに。そして酒を飲むと暴力を振るう。ある日夫がついに包丁を持ち出して自分を刺そうとした。もみ合っているうちに妻は夫を誤って刺してしまった。
これらの設定を音声データとして残すために事前に準備をした。まず2週間不倫相手から暴力を受けることで、日ごろから日常的にDVを受けている証拠を体につける。そして録音前に妻、夫、妻の不倫相手の3人で話し合う場をつくり夫に酒を飲ませる。夫を激昂させてから録音を開始した。
通常の音声データだと支離滅裂な会話になってしまうため、夫の信用度をさげるために薬物をしようしていた旨の内容を音声に残した。さらに自分ではなく夫が不倫しているという内容も残した。夫から自分が不倫していることについて言われてしまったが、その部分については編集で消した。
夫が包丁を出したように音声上表現し、こちらが用意した包丁で夫を刺した。
●昭和の凶悪事件テープ
子供を連れ去った女性は、遠くに逃げようとしていた。しかし子供の母親が追ってくる。自分が逃げる時間を稼ぐため、誘拐犯は警察に電話して刃物を持った女に追いかけられていることを伝える。
警察官に自分が本当の母親だと思わせることには成功。さらに運がいいことに、警察官は母親のことを撃った。本当の犯人は自分なのに。
犯人ではない人間を誤射してしまった警察は、この音声を隠蔽した。
残った謎
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